リニア搬送システム”10の疑問” (その7~10)

今話題沸騰の次世代生産ラインのキーテクノロジー「リニア搬送システム
いろいろ話は聞くけど本当はどんなものか、よくいただくご質問や疑問を、10のトピックにまとめました。

1、高価で手が出ない!
2、難しいんじゃないの?
3、いろいろと制約があるらしい
4、自社のアプリケーションにあわないのでは?
5、シーケンサは日本製のものを使っているけど大丈夫?
6、お手入れが大変そう
7、やりたいことを実現できるのかわからない
8、どのようにして導入効果を図るか
9、実績はあるの?
10、海外製品は不安だ

その7、やりたいことを実現できるのかわからない

当社のエキスパートエンジニアが、世界中の実例をもとにご提案いたします。ぜひ御社のアイデアをお伝えください。開発パートナーとして機械完成までサポートいたします。
当然、海外の工場への実装などの場合も、効果的なサポート体制を構築できます。
また、次のような様々な小回りの利いた改善提案も計画しております。

◇ スマート冷却
事前のシミュレーションには、モーターセグメントの発熱予測も含まれます。オペレーションの最適化で解決できない場合は、水冷タイプのセグメントに必要な箇所だけ交換することで対策が可能です。(ACOPOStrak)



◇ 斜行マグネット
低速でのシャトル制御性を向上させる、斜行マグネットがリリースされます。
より高い位置精度を実現可能です。(ACOPOStrak)

◇ コンパクト180度モジュール(ACOPOStrak)



◇ ワイド180度モジュール(SuperTrak)




◇ アンチスロッシング(液体の揺れ防止)
ソフトウエアのみで揺れ防止機能を実装できます。




◇ シャトルカップリング
シャトルを複数個同期制御して製品を掴むなどの動作や、外部軸(スターホイールやスクリューコンペア)との同期制御も実績が多数出ております。





その8、どのようにして導入効果を図るか

リニア搬送システム以外のシミュレーションも盛り込むことも可能です。より高度なマシンシミュレーションや、プロセスシミュレーションを実装することにより、全体としての事前検証が可能となり、さらにテストや試運転を極限まで削減するコンカレントな開発を行うことで、開発期間を圧縮できます。




その9、実績はあるの?

海外だけではなく、すでに国内でも実績が多数ございます。SuperTrakは2002年にリリースされているので、18年前から市場に出ています。
最新の機種も、世界中での実績や使用例が出始ており、皆様が各地の展示会などでご覧いただいているものだけではなく、名だたるエンドユーザ様や機械メーカー様でも使用されております。以下は包装機械における、ごく一部のお客様のロゴです。


次世代製造ラインで多品種生産、マスカスタマイゼーション、スケールアッププロダクションなどすでに活用が始まっております。


その10、海外製品は不安だ

お任せください。B&R日本では約10名のアプリケーションエンジニアが勤務しており、エキスパートが日本語で直接サポートしております。
またQ&Aやトラブルシューティングがシステム化されており、質問回答の可視化、エスカレーションの簡便化などが徹底的に効率化されています。メールでの質問を紛失してしまった、電話で回答受けたがよくわからない、メーカー側でトラブルの再現ができない などの心配はもう不要です。




またB&Rはこのリニア搬送システムに社運をかけており、多大な投資も行っております。オーストリアにある本社に一度ご訪問いただければ、その熱意や努力もご納得いただけるものと思います。
随時本社訪問プランも計画させていただいておりますので、ぜひご相談ください。