リニア搬送システム”10の疑問” (その1~3)




今話題沸騰の次世代生産ラインのキーテクノロジー、「リニア搬送システム」
段取り替えレスのライン、多品種生産に対応したアダプティブマシン、高速分岐・同期のフレキシブル搬送、インダストリー4.0対応など、いろいろ話は聞くけど本当のところはどうなのか、様々な疑問をお持ちではないでしょうか?
よくいただくご質問や疑問を、10のトピックにまとめました。

1、高価で手が出ない!
2、難しいんじゃないの?
3、いろいろと制約があるらしい
4、自社のアプリケーションにあわないのでは?
5、シーケンサは日本製のものを使っているけど大丈夫?
6、お手入れが大変そう
7、やりたいことを実現できるのかわからない
8、どのようにして導入効果を図るか
9、実績はあるの?
10、海外製品は不安だ


その1、高価で手が出ない!

まずは一度ご検討いただければ、リニア搬送システムが持つ驚異的なOEE向上を実感いただけるはずです。B&Rリニア搬送システムは次のような特徴を持ちます。

·         高速分岐合流による全体タクトタイム削減や繰り返し工程の導入
·         段取り替えレスシステム
·         プロセス冗長化による生産中もメンテナンス可能
·         自由な停止位置設定による装置やラインの最適配置
·         モジュラー構成のガイドシステムによる、フレキシブルなライン構成
·         フットプリントの大幅削減
·         高速高精度のシャトル制御(4m/s, SuperTrak: 10μmACOPOSTrak: 100μm
·         高い積載荷重(ACOPOStrak: 1kgまたは2kgSuperTrak: 10kg

R&Dの段階から大量生産まで、強力なスケーラビリティを実現でき、1個流しや製品同志が触れ合うことのない個別搬送などで、貴社のビジネス拡大に寄与します。
価格自体も需要の急増に伴い下落傾向にあり、また旧来型コンベアとの融合システムのような提案も出てきています。

その2、難しいんじゃないの?

シンプルなハードウエアとソフトウエアにより、すぐに高度なシステム構築が可能です。構成は実質的にPC1台とトラックだけで、複雑な電気や機械の知識は必須ではありません。
また、世界標準のIEC61131-3をベースに、オブジェクト指向のプログラミングで「やりたいこと」ありきのアプリケーション開発が可能です。
たとえば、シャトル同志が接触しないようにファームウエアで自動制御されており、ユーザは行きたいところを指定するだけで、自由にシャトルを操作できます。

また、B&Rエンジニアのフルサポートにより、装置の完成まで開発フェーズをお客様と伴走いたします。
·         デモ機でのオープンな議論やアプリケーションの概略シミュレーション
·         制御盤や設置架台設計向けのワークショップ
·         貴社のご要求やレベルにあわせたカスタマイズトレーニング
·         お客様での設置組み立てなどの立ち上げサポート
·         アプリケーション開発中には定期的なコンサルティングミーティングの開催
などスムーズに開発が進むように全力でサポートいたします。


その3、いろいろと制約があるらしい

B&Rは自社で必要なすべての電気部品・機械構造部品を提供することに、強いこだわりを持っています。お客様のやりたいことやお困りごとに対し、ワンストップサービスをご提供しています。
たとえば、シャトルは磁力のみで吸着し、余計な保持機構部品などが存在しません。
また、最小50㎜から製品ピッチをフレキシブルに設定できるため、多品種を一台の機械で対応するなど、さまざまなアプリケーションの開発が可能です。
さらに、走行安定性や動作検証などのご検討にも最適なご提案を行います。





モジュラー構成による自由なレイアウト、分岐合流も任意に設定でき、高速で高精度、垂直型設置も可能であり、貴社の装置を次世代アダプティブマシンへと革新させます。