マルチタッチパネル - 最適なユーザビリティ
マルチタッチパネルは革新的な
HMIデザインに新たな局面を開きます。
アプリケーションで使われる指の動きは非常にたくさんあります。
2本の指で拡大・縮小したり、対象を回転させたり、
リストをスクロールし、
すばやいスワイプで次の画面に切り替えるなど。
マルチタッチテクノロジーの主な利点は、
オペレーションをいかに直感的にするかというところです。
また、重要な操作や危険を伴う可能性のある操作の際に
2本の指で操作するという簡単な方法で、操作ミスを防ぐ効果もあります。
多彩なパネルテクノロジー
Automation Panelの第2世代は
B&RのパネルPCデバイスの技術的基盤にもなっています。
このモジュラープラットフォーム方式が
非常に柔軟性に富んだ製品ポートフォリオへと繋がっています。
コア・コンポーネントはパネル自体であり、
モジュラーSDL/DVIレシーバを追加すれば
Automation Panelに転換することができます。
あるいはSDL3を使って設置距離を伸ばし、
しかも配線を簡単にするという可能性も広がります。
PCユニットを加えれば、
同じパネルを本格的なPanel PCに変身させ、
処理能力を拡張することも可能です。
同じフロントサイド・プラットフォームを使用することで、
交換部品用の倉庫スペースを削減できます。
Automation PanelとPanel PCを使用したカスタマイズも
ひとつのベースユニットだけで可能です。
統一的なシステムプラットフォーム
システムをパネル、SDL/SDL3レシーバ、
Panel PCに分割すれば、
フィールド上で大きなメリットがあります。
ディスプレイが損傷してもすばやく交換できます。
つまり、Panel PC全体を交換する必要がありません。
このようにして、B&Rは統一的な内部インターフェースを作り、
将来的にどんなPCアーキテクチャを使っても
フレキシブルなシステムプラットフォームを確立できるようにしています。
SDI/DVIレシーバを使って、
Automation Panelはリモート・ディスプレイ・ユニットへの
フレキシブルな接続を可能にしました。
フィールド上のたくさんのパネルに対しても、
Automation PC 910はSDLインターフェースで対応可能であり、
また標準DVIインターフェースでも操作可能です。
SDLによってPCとディスプレイの接続は簡単に、
ケーブル1本でできるようになります。
Smart Display Linkはディスプレイユニットに
イメージデータだけではなく、タッチスクリーン、LED、
キーボード、リモートUSBインターフェースを
稼動させるのに必要なデータをすべて供給します。